みなさんには面接で僕のように同じ失敗をしてほしくないので、この記事を書いています。
高校受験だったり大学受験での面接って前もって台本のようなもの作りますよね。
面接官によく見られるため、真面目っぽい事を言おうと考えてる人もいるんじゃないでしょうか。
でもそれ、逆効果かもしれません。
僕も大学受験をするときに、同じことを考えて大失敗しました。
そこで今回はみなさんに、『面接で真面目じゃない人が真面目なフリをするのがダメなワケ』というお話をさせていただきたいと思います。
僕が面接で真面目なフリをした話
僕の面接内容はまた別の記事で詳しく書いていこうと思っているので、今回は軽くどのようなことをしたのか、ということで済ませます。
簡単に言うと、僕は大学受験の面接で真面目なフリをして受けました。
元が超絶不真面目というわけでもないですが、普段の自分以上に真面目なフリをして面接に臨みました。
面接のちょっと前に軽く調べたようなことを、いかにも興味があって詳しく知ってます。
みたいな感じを出したんですよね。
これが面接での失敗の元凶になるとは知らずに…
僕のことは反面教師だと思って、みなさんは絶対にこんなことしないでくださいね。
そのワケをこれからお話します。
真面目なフリが逆効果なワケ
まずは真面目なフリをするのがなぜ逆効果なのかというお話をします。
この真面目なフリというのは面接官に上手く刺さればいいんですが、かなり刺さりにくいです。
というのも見破られやすく、一回でも疑われたら終わりです。
面接で見たいのは相手が嘘をついている姿ではなく本当の姿なので、相手も基本的にはかなり疑ってきます。
真面目なフリをしている、ということが相手にバレたときのリスクの方が間違いなく大きいので、僕はあまりおすすめしません。
真面目の反対は不真面目ではない
じゃあ真面目なフリするなって言うなら不真面目な態度で面接受けろって言うのか!
こう思うかもしれませんが、実はそういうわけではありません。
面接における真面目の反対というのは何か、と言いますと
「普通」です。
だって考えてみてください。
面接を不真面目な態度で受ける人っていますか?
いたとしてもごく少数ですし、まずそういう人たちは面接において基本的に論外です。
これはもう今回の話の結論にほぼ近いものでもあるのですが、
「面接は真面目なフリじゃなくて普通のフリをしろ」
極端に真面目になるのではなく、目指すのならば普通であるべきでしょう。
面接で困っていて僕のこの記事を読んでいる人こそ「普通」を目指すべきです。
真面目なフリをしても良いとき、悪いとき
とはいえ全てにおいて普通が良いというワケではなく、真面目なフリをしても良いときと悪いときがあります。
ここからは真面目なフリをする場面、真面目なフリをしてはダメな場面をお伝えします。
同じ面接でも真面目なフリをしても良い(するべき)場面、真面目なフリをしてダメな場面が存在します。
二重人格などと言うと聞こえが悪いかもしれませんが、自分を自分でコントロールしてください。
人間的な真面目さは面接に必須
いくら真面目さがダメといっても、性格的な真面目さはさすがに必須と言えます。
真面目、というのが分かりにくければ「誠実」とも言い換えられるでしょう。
学校側からしても大して変哲の無い人よりも、真面目で努力家のような印象を受ける人の方が好感度が高いです。
面接に臨む態度や顔、動きなどは普段真面目ではない人でも真面目にしてください。
相手の土俵で真面目になるな
これが今回の本題です。
「相手の土俵で真面目になるな」
相手の土俵といってもさまざまあるのですが、例えば経済学部の受験をしていて、面接官に「経済学のどのようなところに興味がありますか?」と質問をされたとします。
ありきたりな質問ですが、あなたならなんて答えますか?
「各国のGDPが、〜〜」とか「株が、〜〜」のような専門用語の羅列みたいな文を考えた人。
そういうことです、これが落とし穴。
詳しいような言い方だけど実は薄っぺらい内容しか言ってない、なんてのは相手にすぐバレます。
受験は落とすためのものですから、自分の回答からさらに掘り下げていくわけです。
浅い知識であればすぐに底を尽きて、自分の知らない領域に入ります。
相手が詳しそうなことや、単純に自分が大して詳しくないことで真面目な雰囲気を装うのはやめましょう。
僕と同じようなことをして、面接で踏み込まれ過ぎて言葉に詰まるのが嫌ならやめてください。
逆に100%相手の土俵であっても、自分が自信を持ってその分野について詳しい自信があるのであればどんどんその自分を見せていきましょう。
真面目キャラでいくなら普通の人より前から対策を
そうは言っても、他に大したアピールポイントも無いから真面目なフリしたい!って方もいますよね。
そういった人たちのために、おすすめの面接対策方法を紹介します。
しかし、紹介した方法上手くいかなくても責任は取れませんのでその点はご了承ください。
そもそもその分野を勉強する
単純にみなさんが面接で話そうとしている分野を勉強します。(先ほどの例で言えば"経済学について"ですね。)
結局はこうなるんです。
一番間違いが無い行為ですし、勉強すればそれはもう「真面目なフリ」ではなく「真面目」ということ。
色々と踏み込まれても怖いもの無しになります。
ただしこれには注意点があって、中途半端にやると「真面目なフリ」となんら変わらないということ。
やるなら徹底的に行って下さい。
それが嫌だという人には多少賭けのようにもなりますが、次に解説する方法をオススメします。
面接の自分の回答から質問を予測
先ほども言ったように、この方法は言ってしまえば賭けです。
当たれば最高ですが、外れたらどん底です。
まあ正確にはどん底とまではいきませんが、その場合は自身の適応力が最大限に試されます。
やり方としてはいたってシンプルです。
・面接で聞かれると思う事を考える
・それに対する回答を考える
・その回答から予想できる相手からの質問を考える
・それに対する回答を考える
…以下ループ
例えば最初に"Nintendo Switch"ということに関して話をしたら、そのあとの質問の予想として「ではSwitchの発売は何年?」だとか「任天堂の創業者は?」のように考えます。
簡単に言うと連想ゲームみたいなものですね。
自分の予想能力と、運が試されますが効率としては最初の全てを学ぶよりは、はるかに高いです。
予想能力と運に自信がある方、もしくはどうしても時間の無い方はお試しください。
まとめ
面接で真面目なフリをしようかと考えていた人にとっては意外な内容だったかもしれません。
これは僕の経験談からなる話なので、こういったことを書いている人も少ないような気がします。
面接では「相手の土俵での真面目さは不要」「人間的な真面目さのみを持つ」
これを意識して、面接後に後悔することのないようにしてくださいね。