先日楽天モバイルは携帯キャリア大手3社である「au」「docomo」「ソフトバンク」に対抗するべく4キャリア目として参入してきました。
4キャリア目として新しく開始した料金プランはその名も「Rakuten UN-LIMIT」
さらに、3大キャリアに対抗するべく楽天モバイルが打ちだした企画は、なんと先着300万人限定でプラン料金1年間無料いうとんでもないキャンペーン!
皆さんも、楽天モバイルにキャリア変更するべきか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
楽天モバイルは、今まで格安SIM(MVNO)を利用してきた方にもおすすめ出来るキャリアです。
そこで今回は楽天モバイルにキャリア変更をするメリットデメリット、料金プランの詳細など、実際に契約して利用している僕が詳しく解説していこうと思います。
楽天モバイルの特徴早見表
より詳しく解説は後の項目でしていきますが、とにかく簡単に教えてくれ!って人のために、楽天モバイルのメリットデメリット、さらにみなさんが気になるであろうポイントを一覧表にまとめました。
クリックすればその解説に飛べるので、気になったところだけ読んでいただいても構いません。
楽天モバイルのメリット
先ほど紹介簡単に表に書いた「楽天モバイルのメリット」をより詳しく解説していこうと思います。
3大キャリアと同等の回線速度
始めに言ったように、楽天モバイルは格安SIM(LINEモバイル、mineo、IIJmioなど)では無く、MNOとしてサービスを提供しています。
MNOということは、つまり「au」「docomo」「ソフトバンク」と同じように自社で独自の回線基地局を使っています。
これにより回線速度の安定性、さらには高速なネットワークサービスに期待ができます。
ただし、現在楽天モバイルが自社の基地局を設置できている範囲は「東京都周辺」「大阪」「名古屋」などの一部地域のみとなっています。
基地局の無いエリアは現在au回線を借りて利用しているので、楽天モバイルは全国で使用可能になっています。
現在対応エリアも少しづつ増えていっています。詳しいエリアに関しましては、楽天モバイル公式HPをご覧ください。
エリア内であればデータ使い放題
先ほども触れたように、楽天モバイルは独自の基地局を持っています。
なんとこの楽天モバイルが持っている基地局の範囲内であれば、月々の利用できるデータ使用量に制限がありません。
docomoでいうギガホのようなプランです。(厳密には違いますが。)
外出先で、動画やSNSをどれだけ使っても通信制限を気にすることなく利用できます。
利用できる範囲こそ現状少ないですが、エリア内に住んでいる方であればいくらでもデータ通信し放題なのでとってもお得です!
ただし、エリア外では月5GBまでという制限がありますのでご注意ください。
今ならプラン料金1年無料、2年目以降も2,980円/月と格安なのに縛り無し
現在楽天モバイルではあるとんでもないキャンペーンを行っています。
それが「300万人限定!プラン料金1年間無料キャンペーン」
とんでもない企画です。
楽天モバイルではSIM単体での契約もしているので、それであれば本当に1年間で1円も消費することがありません。
2年目であっても月々のプラン料金のお支払価格は2,980円と格安SIM並みの安さです。
さらに解約時に違約金がかかる2年縛りなどもないので、満足できなければ自由な時に解約することだってできてしまいます。
ただし!
このキャンペーン300万人限定となっていますので、人数が達成しまえば通常の2,980円/月となります。
楽天モバイルを1年間無料で利用したい方は早いうちに申し込むようにしましょう!
1年間は無料なので、興味のある人はサブキャリアとして試しに1年だけ契約してみるのも良さそうですね。
ハイスペックから格安スマホまで、豊富な端末バリエーション
楽天モバイルはSIM単体でも購入できますが、通常の端末セットでの販売も行っています。
キャリア参入したてで他の3キャリアほどの種類はありませんが、端末の振り幅がかなり大きく最新のハイスペック端末からサブとして使うコスパの良い端末が用意されています。
さらにポケットWi-Fi(モバイルルーター)もラインナップにあるので、自身に合った端末が必ず見つかるはずです。
購入できる端末の詳しい内容に関しては楽天モバイル製品詳細をご覧ください。
また、既に自身で持っている端末にSIMを差して使用することも可能です。
現在お持ちのスマートフォンが利用可能かどうかはご利用製品の対応状況確認 楽天モバイルでご確認ください。
楽天モバイルで使用可能なiPhoneに関しての解説は、この先にある「iPhoneは一部機能を除いて使用可能」しています。
対応していないAndroid端末に関しても「その他未対応Android端末も利用可能な場合あり」をご覧ください。
今なら最大21,300ポイント還元中
先ほど1年間プラン料金無料ということを言いましたが、楽天モバイルはまだやります。
なんと、今から楽天モバイルを契約すると最大で21,300ポイントもの楽天ポイント還元を受けることができてしまいます。
1年間無料で利用できて21,300ポイント貰えるって相当オトクじゃないですか?
ポイント還元を受けられる期限は決まっていませんが、突然終わってしまうかもしれないので、ポイント還元を受けたい方は余裕をもって申し込むようにしましょう。
還元の条件や内容に関しての詳しい情報は公式サイト楽天モバイルキャンペーンをご覧ください。
国内海外から問わず、国内への通話かけ放題
通話をよくする人にとってはかなり気を引くことなのではないでしょうか。
楽天モバイルには「Rakuten Link」という独自の通話アプリを用意しています。
このアプリを利用して通話をすることにより国内での通話は無料、海外からでも指定66カ国からであれば無料です。
月額980円のオプションを追加すれば国際通話もかけ放題となります。
毎月の通話料に困っていた方や、わざわざ通話掛け放題のプランを使っていた人にとっては助かりますね。
今の時代、電話番号を使用しての通話をする人は少し限られてきていますが、よく利用する方にとってはかなり良いのではないでしょうか。
無料のデザリングオプション
自宅や外出先でパソコンなどの機器を利用する際に使用するのがデザリングです。
最近は利用している人も多いのではないでしょうか。
ソフトバンクなどではデザリングにオプション料金が付く場合もありますが、楽天モバイルでは無料です。
楽天モバイル対応エリア内であれば月々のデータ使用量に制限が無いので、普通のルーターとして使うことも可能です。
1年間無料のWi-Fiルーターとしてデータ通信用として使い倒すという使い方もありかもしれません。
月々のお支払料金で楽天ポイントがたまる
楽天モバイルでは月々のお支払い100円(税抜き)につき1ポイントの楽天ポイントがたまります。
1年間無料キャンペーンをご利用の方はあまり関係ないかもしれませんが、オプションを利用する方などはその分もポイントに反映されます。
プラン料金の発生する2年目以降でもポイント還元でオトクに利用ができるのは嬉しいことですね。
楽天モバイルのデメリット
ここからは「楽天モバイルのデメリット」を解説していきます。
今後改善されそうなものもあるので、現状のデメリットということでご覧いただけたらと思います。
対応エリア外は月5GBまで、それ以降は速度制限あり
メリット②「エリア内であればデータ使い放題」で解説したように、エリア内であれば月々のデータ使用量は無制限です。
ですが、エリア外で使用する場合は月5GBまでという制限があります。
というのも、エリア外での通信は現状「au」さんの電波を借りて通信している状態なので、使い放題にするわけにもいきません。
エリア外であってもauが繋がる範囲であれば通信自体は可能なので、エリア外に住んでいる方であっても利用するメリットは多くあります。
さらに、現在楽天モバイルの基地局はだんだんと拡大し、対応エリアも増えていますので、これから対象となる地域も多く出てきます。
現在の対応エリアは楽天モバイル通信エリアでご確認ください。
対応機種に制限あり
先ほども少し触れたように、楽天モバイルでは対応機種が発表されていて、それ以外の端末は動作保証対象外となっています。
ご利用製品の対応状況確認を見ていただければ分かりますが、現状対応製品は少ないです。
自分の持っている製品が対象外だった、なんていう人もかなり多いのではないでしょうか。
端末セットプランを購入すれば問題はありませんが、どうしても未対応の端末で使用したい場合は対応まで待つか、イチかバチかでやってみるしかありません。
それでもなるべくリスクを減らしたいという方は、Twitterなど各種SNSなどで先に試している人がいないかなど確認してみることをオススメします。
※利用できなかった場合でも、当ブログでは責任は負いませんのでご了承お願いいたします。
キャリアメールが使えない
これはMNOキャリアとしてはかなり意外なポイントです。
docomoなら「@docomo.ne.jp」ソフトバンクなら「@softbank.ne.jp」auなら「@ezweb.ne.jp」と、キャリアであればキャリアメールというアドレスが付与されるのが当たり前でした。
ただ、現状キャリアメールを利用している人というのはかなり少数で、これをデメリット感じる人もそう多くないのではないでしょうか。
連絡手段としてもLINEなどのSNS、メールもGmeilやYahoo!などを使えば済んでしまいます。
キャリアメールにこだわりのある方からすればデメリットと感じる点ですね。
地下だと通信が少し不安
これは僕自身で確認したわけでは無いのですが、Twitterなどで多くの報告があります。
楽天対応エリア内であっても地下や密閉された空間では圏外になる場合があるようです。
楽天モバイルの自社回線が繋がらない場合はauの回線に切り替わるので、気付かないうちにauパートナーエリア5GBのデータ消費をしてしまっていた、ということもあるかもしれません。
この問題に関しては楽天モバイル側も把握しているはずなので、対応エリアの拡大と共に対策が行われると思います。
サービス開始直後ということもありますが、対応が行われるまでは地下などにいるときは少し意識して使う必要があるかもしれせん。
気になるポイント
ここからは、楽天モバイルを検討にあたり、みなさんが気になるであろうポイントについて詳しく解説していきます。
iPhoneは一部機能を除いて使用可能
多くのユーザーが気になることとしてはこれでしょう。
結露から言いますと、一部機能を除いて使用可能です。
公式が発表した動作確認済みのiPhoneは
・iPhone XS/XS Max
・iPhone 11/11 Pro/11 Pro Max
・iPhone SE(第2世代)
この7端末となっています。
使用するためには自身でAPN設定を行う必要があるので、これらの設定方法が分かる方にのみオススメします。
もちろんキャリアで購入した場合は、SIMロック解除をしてください。
・パートナー回線(楽天モバイルエリア外)でのSMSの送受信が行えない
・RakutenLinkアプリが無いため通常の通話料金
など、多少の機能制限がされてしまうことにも注意が必要です。
公式動作確認済み以外の端末
・iPhone 8/8 Plus
・iPhone 7/7 Plus
・iPhone SE(第1世代)
・iPhone 6s/6s Plus
に関しては、ある裏技を利用することで使用可能になります。
その方法に関しては、こちらの方の記事で詳しく解説されています。
これは裏技と言ったように、公式では推奨していない方法のため、これによって起こった不具合などには一切保証されません。
※これによりiPhoneが故障するということはまずないと思いますが、動作不良などが起こっても当ブログでは責任を負うことはできません。実施する場合は自己責任でお願いいたします。
その他未対応Android端末も使用可能な場合あり
その他の公式動作確認端末以外のAndroid端末に関しても、自身でAPNなど各種設定を行うことにより使用可能な場合があります。
楽天モバイルで使用するためには
・楽天モバイルの所有する4G周波数帯[Band 3]
・auパートナー回線である[Band 18]
に端末が対応していなければなりません。
未対応ですと電波を掴むことができないので、ご自身で確認が必要です。
ご自身の所有する公式動作未確認のAndroid端末を利用したい場合、事前にTwitterなどのSNSで調べると、先に試した人がいるかもしれません。
SIM発行は1契約につき1枚まで
MVNO系の格安SIMであれば1つの契約につき数枚のSIMを発行することもでるのですが、楽天モバイルでは不可なようです。
頻繁に複数端末を使いまわしている人の場合は、かなりデメリットになるポイントかと思います。
複数端末で楽天モバイルを使用したい場合はそのたびにSIMの入れ替え作業、もしくは別途追加で回線契約が必要になります。
この点においては、あまり効率的とは言えないですね。
ですが、他のMNO3社でも複数SIMの発行は行っていないので、当然といえば当然なのかもしれません。
楽天モバイルの契約方法は?
楽天モバイルでの契約手順に関しましては、「300万人限定!1年間無料キャンペーンの楽天モバイルの契約手順を詳しく解説【サブキャリアとしてもオススメ】」にて、これでもかというくらい分かりやすく解説しています。
この記事を見て
「楽天モバイル、無料だし契約してみようかな〜」
と思った方は、ぜひとも契約手順を解説した記事も参考にしてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、僕が楽天モバイルを実際に契約してみて感じたメリットやデメリットなどを、包み隠さず全て紹介したつもりです。
まだ発展途上の楽天モバイルですが、これからどんどんと便利に、使いやすくなっていくのではないでしょうか。
キャリアで契約すれば倍以上かかるであろう使い放題プランが2,980円/月、さらには1年無料という、MNOキャリアが提供しているプランとは思えないほどのお得感があります。
MNOキャリアの安定性を保ちつつ、格安SIMのような安さを実現したいという方に、楽天モバイルは相当おすすめできるのではないでしょうか。
もしこの記事で分からない楽天モバイルに関するなどあ質問などがあれば、ぜひコメント欄もしくは僕のTwitter「タダのブログの中の人@tadanoblog_s」にメッセージをいただければお答えしますので、お気軽にご質問ください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。